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鹿野山九十九谷 (その3)

 【 1月7日】
 「かくし田んぼ」 の案内に導かれて ‘谷津田’ に辿りつきました

‘谷津田’ とは山間の谷地を開墾した田んぼの事で、
九十九谷の谷津田は細い山道を歩いてこないと辿りつけないので
まさに ‘人目を忍ぶ田んぼ = かくし田んぼ’ です
(注:年貢に苦しんだ時代に農民が開墾したものかどうかは不明)

このまま雑林のピークを越えれば ‘田倉林道(舗装道路)’ です
もう一頑張りして、この不安な雑林を抜けてしまいましょう

 * このレポートは後半に恐ろしくも切ない内容があります。
   感受性の強い方はご注意ください。

H27.九十九谷(3)-5

今いる場所は、雑林の中でもきれいに開けたところです
陽の光が降り注ぎ、とても穏やかな場所でのんきにコーヒータイム

遭難と隣り合わせの状況で現実逃避が始まったか・・・

H27.九十九谷(3)-1

そろそろ気を引き締めて先へ進みましょう
‘田倉林道’ の指道標に従って竹林に入っていきます

H27.九十九谷(3)-2

竹に覆われた区間を過ぎると右側に谷津田が見えてきました
ここからしばらくの間は谷津田に沿って歩きます。

それにしても、これはかなり広い田んぼです
途中に畦もなかったので、巨大な1枚田なのでしょう。
いやはや・・・本当に、どうやって耕作してたんだろう

H27.九十九谷(3)-3

おっと! 文明の力を発見!!
しかし・・・田んぼの大きさからすると、とても小さい

H27.九十九谷(3)-4

谷津田から離れて緩やかな登り道になりました。

写真では分かりにくいけど、
この辺りはたぶん段々の棚田だったのではないかと思います

H27.九十九谷(3)-5

棚田の終わりから、またまた雑林が始ります。

今いる場所(棚田)と、目の前の景色にギャップがあり過ぎる・・・
耕作の力ってすごいな

H27.九十九谷(3)-6

登山道を示すロープが張ってありました

H27.九十九谷(3)-8

尾根のピークかな

H27.九十九谷(3)-7

樹木の隙間から景色が見えた!

これは、今下りてきたばかりの ‘鹿野山’
そして頂上に見える建物は ‘マザー牧場’ です

H27.九十九谷(3)-9

平らな尾根道を歩いていきます。

ずっとこんな道だったら ‘良いハイキングコース’ なんだけどな~

H27.九十九谷(3)-10

鹿野山と反対側には ‘ゴルフ場のコース’ がありました

少し前から人の話し声が聞こえていたんだけど・・・
ぶっちゃけ、遭難を心配しながら山の中を歩いてる時に、
おばちゃんの呑気な笑い声が聞こえると何となく興醒めのような・・・

でも、とっても安心するような・・・
何とも複雑な心境です

H27.九十九谷(3)-11

H27.九十九谷(3)-12

頂上の分岐点です
指道標には ‘田倉林道’ としっかり書いてあります

H27.九十九谷(3)-13

ここからは林道まで下りの1本道です

・・・あれ?
頂上付近に ‘旧民家’ があるはずなんだけど・・・
また見落としたかな

H27.九十九谷(3)-14

竹林の中の道を歩くこと数分、思いもかけず道が分岐していました
コンパスで方向を調べて右側に進みます

H27.九十九谷(3)-15

谷側には折れた竹が散乱しているのに道はきれい
ひょっとして誰かが整備してくれたのかな?

H27.九十九谷(3)-16

実家の近くにもこんな所があったな~

H27.九十九谷(3)-17

突然現れた湿地
ここも昔は田んぼだったのかな?

H27.九十九谷(3)-18

こんな山の中にお墓がありました
入り口には ‘○○家の墓’ と標識まであります!

H27.九十九谷(3)-19

さらに竹林は続きます

ここは、さっきのお墓へと通じる道。
正月なのに折れた竹も片付けられていません
お墓も掃除をしていなかったから、絶えてしまった家系なのかもしれません

H27.九十九谷(3)-20

こんな所にビニールハウス?

竹に侵食されてるけど、ビニールが残ってるし鋼管もサビてない
このビニールハウス・・・数年前まで使っていたんじゃないかな?

H27.九十九谷(3)-21

ビニールハウスから少し歩いたところに朱色のトタン屋根の家屋がありました
これが地図にある ‘旧民家’ だと思います

ピークの頂上にあると思っていたんだけど、
こんなところにあったんだ~

ところで・・・
この家屋のトタン屋根も、まだサビていないようです
さっきのビニールハウスと、この家屋から察するに・・・
ほんの10~20年前位まで、ここに人が住んでいたのではないだろうか?
あのビニールハウスで稲の苗を育てて、湿地の田んぼで稲作をしていたのでは・・・


‘旧民家’ って書いてあるから、楽観的に大昔の家をイメージしていたんだけど、
こんな山奥で現代の庶民の生活を目の当たりにしたら、背筋が冷たくなりました

H27.九十九谷(3)-22

さっきの場所が ‘旧民家’ だとすると、
あと20分で ‘田倉林道’ にでるはずです

H27.九十九谷(3)-23

木々の間からは ‘九十九谷や鹿野山’ の景色が見えました
ここでも山頂部のマザー牧場が分かります

H27.九十九谷(3)-24

H27.九十九谷(3)-25

落ち葉の積もった道から、岩がむき出しになった道に変わってきました

「あの家に住んでいた大人や子どもは毎日ここを往復して暮らしてたんだな~」
「友達は遊びに来たんだろうか?」
「年頃になった頃、彼氏や彼女を連れて来れたのかな?」

・・・あ~! あの家が頭から離れない・・・

以前、南房総市の ‘烏場山’ を歩いたことがあります。
「昔、山間部の集落に住む娘が、その道を歩いて町に嫁いでいった」 ことから、
烏場山の登山道は ‘花嫁街道’ と呼ばれています

烏場山の時は、「昔の人は大変だったんだな~」 って客観的に思えたのに・・・
どうして今回はこんなに身近に感じるんだろう

きっと、花嫁街道は明治か大正・・・ひょっとしたら、もっと古い時代のことなのに、
この九十九谷の旧民家は ‘昭和後期か平成あたりまで営まれていた生活’ だからだと思う・・・
「今の世の中で、こんな山奥で暮らしていたなんて・・・」
考えただけでとっても切なくなる・・・

H27.九十九谷(3)-26

おっ!
舗装道路が見えた

H27.九十九谷(3)-27

‘田倉林道’ にでました~

道に迷うかもしれなかった場所は終了しました。
これでホッと一安心です


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テーマ: 山登り -  ジャンル: 趣味・実用
by ヒロsan  at 23:47 |  鹿野山 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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